[DCH]ペトレンコ/BPh_ベルリン芸術週間ライヴ
ブログのアクセスって、更新が止まるとアクセス数もぐっと減るんですね…反省。
日頃音楽鑑賞をするのは仕事休みの時にまとめて聴いています。
積み読ならぬ積み音源です。
今日はキリル・ペトレンコが9/14に行ったDCHのライヴのレビューでも行いましょうか。
このブログってDCHを推してるはずなのにレビューするのはこれが初めてですな汗
ではプログラムから。
ヴォルフガング・リーム:『イン・シュリフト』
-休憩-
アントン・ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調
ヴォルフガング・リームは1952年生まれのドイツの作曲家で、現代音楽界の重鎮です(先日逝去されました)。私は彼の熱心な聞き手ではありませんでしたが、この『イン・シュリフト』はリームの作品の中でもとっつきやすい曲だと思いました(と言っても他には『出発』くらいしか聴いたことないんですが)。
というか、この演奏が凄かった。ベルリン・フィルの合奏能力の高さもさることながら、難しい曲を難しく感じさせずに、とにかく作品の魅力で圧倒するような…そんな凄みがありました。
ブラスセクションの健闘が非常に光る演奏で、現代音楽らしく打楽器セクションが多彩な音で楽曲を彩ってくれていたのも印象的でした。
普通の現代音楽なら訳が分からなくなって終わるだけになりがちなのですが、ここでペトレンコの解釈が光りますね。「この曲は祈りの音楽なんだ」という主張が聴こえてくるようでした。そういえば「シュリフト」はドイツ語で懺悔・告解という意味だそうです。
こんないいコンポーザーだったのか、Wリーム。もっとたくさん作品を聴いてみよう。
後半は、24/25シーズン開幕でも演奏したブルックナーの5番!
実はブルックナー苦手な私ですが、頑張って聴き通しました。
8月から色々なところで演奏して、演奏も完全にこなれたところでのベルリン芸術週間ライヴだったと思うのですが…
う~む、イマイチ聴きどころが分からないぞ。
Xのタイムラインなどを見ていると「旧帝政時代のサウンドを表現した」と形容されていましたが…ブルックナーはセルジュ・チェリビダッケの演奏で親しんできた身としては、いまいち良さが分からなかった。
弦のアンサンブルは巧みだったし、木管セクション(4楽章ラスト、フルートの上昇音型は聴こえた)も素晴らしい冴えを見せてくれていたと思うのですが…まだ私には早すぎたのかもしれません。
クラシック音楽は、今は分からなくても生演奏に接したり数年経ったら良さが分かる、みたいな楽しみ方があるので、この演奏もしばらく寝かしてみて、もう一度判断してみよう。
Kペトレンコを贔屓している私ですが、彼のブルックナーはよく分からなかったということで、今回は締めておきます。
ベートーヴェンやRシュトラウス他ロマン派コンポーザーの解釈は全然好きなんですが、こんなこともあるのですね。
私の耳が肥えた頃に、また味わいたいプログラムが出来ました。
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